【掲載開始日】2008年5月 2日
ムシャムシャぺろり。
とにかく恐ろしかった記憶がある。絵本の最後のページには、当時はけっこう子どもに絵本などを買い与えていたとゆう、元幼稚園の先生である母の字でこう書いてある。
1982年1月もとこちゃん
4才のおたんじょうび
すやすやよーくねむれるかな?
まどろみ国のお姫さま「すやすやひめ」は、こわい夢をいつもみるので眠るのを恐れていた、しんぱいした王さまはえらい医者や学者を呼んだり四方八方手をつくすがよい方法はみつからない、ついに王さま自ら旅にでて、野をこえ山をこえ世界中をする、そして、ついに、荒野で奇妙な小人にであって―というような筋立てである。もちろん4才時には知りもしなかったが、
はてしない物語(Movie ネバーエンディングストーリー
)、モモ
でおなじみのミヒャエル=エンデ作。
で、何が怖いってアンネゲルト=フックスフーバーの絵が怖い。そして最高にシュールで美しい。今あらためて見てもレイアウト、シチュエーションなど秀逸なのね。旅立つ王さまのパンツをなぜかお妃さま自らアイロンかけていたり、ゆめくい小人の体(皮膚?)にポケットがあってナイフフォークが入っていたり、要所要所とにかく好い。
どんな大人になるか、夢想しながら4才児に贈ってみるのも楽しそうだが、すやすやよーく眠れるどころか怖くて夜ご不浄にゆけずおねしょをされる恐れもありますので読みすぎ読ませすぎに注意しましょう。と考えると結構大人が楽しめる絵本なのかもしれない。

【この記事の提供サイト】
| この記事についてTwitterでつぶやく。 |