【掲載開始日】2008年5月 2日
人は急にはやせられない!
それを身をもって知るマミコさんなのです。
いくら食事制限しても、運動しても、消費できたり節約できたりするエネルギーは知れたもの。
なんてったって脂肪っていうのは1グラムあたり9キロカロリーも熱を発生させる代物なわけです。
その脂肪を1キロ燃焼させるには実に9000キロカロリーも食事や運動でエネルギーをマイナスにしなくっちゃならない計算になるんですよ。
2キロや3キロならともかく、何10キロもダイエットする必要のあった私には気の遠くなる話なわけですが、ぼやいていても話ははじまらんです。
何とかかんとか遠大な長期ダイエットの道のりも半ばまでやってきた私の言いたいことは、
「そう簡単にやせられない、ということはですね、そう簡単に衣服のサイズも変らないっていうことなんですよ、奥さん。」
てなことなわけです。
最盛期には体重が3桁あった私、当然ですが着る服にも不自由していました。
巨大サイズの衣服はなかなか売っていない、売っていても高価である、自然と衣服を大事に大切に着る習慣がついていったものです。
が、どんなに流行を無視して大切に着ていてもいつかはへたってしまうのです。中でも特に下着はへたるのが早くて困ります。
ある日私は何年も通っている某デパートの下着売り場に行っていつものサイズのものを探したのですが、ないんです。
そこで私は係りの店員の方に
「●●サイズのものはどこに置いてありますか?」
と静かに穏やかに質問してみたのです。すると
「ないです!」
という厳然とした回答がかえってきたのです。
彼女は私の風体をすばやく見定めると更にこう付け加えました。
「当店ではそのサイズのものは取り扱っておりません!」
・・・取り扱ってたんだよお、ちょっと前まではよお・・・・。
私は打ちひしがれてそのデパートを後にしました。
もう、二度とここじゃ買わない、ダイエットに成功して標準体重になっても敷居をまたがないぞ、という決意を固めながら。
対面販売でそれまで何度もいやな目に遭って来た私でしたが、そのデパートの品揃えの変更と店員の態度はまた格別なものでした。
これだから対面販売はいやなんだ。嫌な店員と会わずに大きなサイズの下着や衣類を確保する方法はないものか・・・・・。
悩む私の耳に、テレビのCMの音楽が聞こえてきました。
「せしーるうぅぅぅぅぅ・・・・」
???????
そうだ、通信販売のセシールなら、沢山下着があるに違いない!
私は以前母が取り寄せたまま放置されていたセシールのカタログを古新聞の束の中から救出して、1ページ目から目を皿にして大きなサイズの下着を探したのでした。
あるじゃないか!
しかもたくさん!
セシールのカタログには多くの種類の大きなサイズの下着が掲載されていたのです。
それに色のバリエーションが豊富です。
しかも価格がお安い。
うれしくなった私は3種類の下着、それも5枚ずつセットになったものを発注することにしたのでした。
しかし、発注する製品のリストを書き終えた私を見て、母がこう言い出しました。
「なあ・・・アンタのサイズの下着って大して在庫ないんじゃないの?」
なるほど、母の言うとおりです。私みたいなサイズの人間の数なんてたかが知れています。そんなにたくさん製品も作っていないに違いありません。
だけども、迷っている時間はありません。
私は意を決してパソコンに向かい、セシールのサイトに行き、私が選んだ下着の製品コード番号を次々に入力して検索して探し出しては買い物かごに入れていき、最後に発注ボタンをクリックしたのでした。
そうして、母と私の心配をよそに、私が発注した全ての製品には在庫があり、すぐに届けられる状態であることを知ったのでした。
そのことを母に報告すると今度は
「なあ・・・・届くのにすっごく時間かかるんじゃねえの?」
なるほど、母の言うとおりです。私達が住んでいるのは北海道、セシールの本拠地は香川県です。
荷造りして伝票を貼り付けて手続きをしてトラックに載せて北海道まで配送されるのにはかなり時間がかかることでしょう。
しかしもう発注してしまったものは仕方がありません。待つことにしょうではありませんか。
そしてそのわずか3日後、セシールからの荷物が早くも届けられたのでした。
もちろん欠品なし。サイズも縫製も納得のいくものでパーフェクトです。
配達された品物が入っていた箱の底には何冊も新しいセシールのカタログが入っているという心配りもまた憎い。
以来セシールの虜となった私達一家がデパートで服を買う機会は著しく低下し、私もストレスを溜め込まずに済むようになって、ダイエットライフも以前より順調なものになったのでした。
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